烏賊の「とっちゃん」の呟き

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zoom RSS お香について、その4

<<   作成日時 : 2005/11/11 09:42   >>

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前回、伽羅香(安息香)はエステル類だと言いました。ですから、伽羅香を加水分解すると、有機酸とアルコールに分解されます。この時出来た有機酸は安息香を分解して出来たものなので、安息香酸「C6H5COOH」と名付けました。
つまり、伽羅香(と言うエステル)→安息香酸+或る種のアルコール類
と書くことが出来ます。
勿論、この逆の反応も可能です。
つまり、安息香酸+或る種のアルコール類→伽羅香(と言うエステル)
別のアルコールでも可能です。
つまり、安息香酸+別のアルコール類→安息香酸エステル(合成香料として利用される)

この安息香酸自体は殆ど匂いはありませんが、アルコール類と結合すると匂いの強いエステルが出来るので、各種の香料として利用されています。
アルコール類の種類は無数にありますから、安息香酸のエステル類も無数に存在するわけです。
因みにこの安息香酸は現在、実験室的にはトルエンから、工業的には、無水フタル酸から安価に、多量に合成されていますが、伽羅香(安息香)が合成されたと言う話は聞いておりません。
伽羅香を構成しているアルコールが何であるかが分かれば、合成出来るのですが、何故分からないのでしょうか。私は、説明を簡単にするため、前述の如く、単純なかたちで書きましたが、おそらく、実際は、もっと複雑なのかも知れません。その為に、お香の合成は難しいのでしょう。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは(*^_^*)
自然界では、偶然が重なって良い香りが創りだされていたのですね…。伽羅香を構成しているアルコールが何か、未だに解らないと言うのも、不思議ですし、神秘的でもありますね…。
いつか、伽羅香を香ってみたいものです!
「塗香」について詳しくお教え頂き有難うございました!やはり、名前の通り手などに塗って使うのですね。お店によっても、香りが多少、違うのですね!「ワニリン」…顕微鏡写真で拝見したものですよね…少し甘い香りなのでしょうか?どんな香りか、楽しみです!
ネットで香について調べてみると、実に色々ありますね〜。口に含んで使う「含香」と言うのも知りませんでした。歴史があるだけに、奥深いですね…。
どうも有り難うございましたm(_"_)m
ぶん
2005/11/11 21:29
コメント有り難うございます。ワニリン(Vanillin)は「バニリン」の方が通りがよいかも知れません。バニラエッセンス、バニラアイスで知られています。
「含香」と言う言葉を知りませんでした。
英語には「smell」と「flavor」があり、区別されているようです。
「smell」は外から鼻の中に入る時に、匂うものをさし、「flavor」は口腔の中から鼻腔を通って外に出る時に匂うものをさしているようです。「flavor」を英和辞典で調べたら「風味」と訳されていましたが、味のことと混同しそうですね。「含香」の方が的確ですね。
kobag
2005/11/12 18:48

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