パスカル

今回の原発事故ではもう一つ気になることがありました。3月21日の新聞に出ていたのですが、

「3号機圧力一時上昇」と言う見出しです。3号機の格納容器内の圧力計が340キロパスカルに上昇したと書いてあります。
今朝(3月25日)の新聞では格納容器に損傷の疑いのあるものは2号機だけのようですから3号機は小康状態なのだと思います。
原子炉圧力容器(中心の釜)はどうなったのかは書いてありません。
中の燃料棒は元々入っていない4号機は別として1号機~3号機は全部損傷しているようですね。

しかし、この格納容器内が340キロパスカルになったって書いてありますがどのくらいの力なのかさっぱりイメージ出来ませんでした。
一体この圧力はどのくらいのものなのでしょうか。とても大きいのか小さいのか。怖いのか安心なのか見当が付きません。
以前は気圧と言えば空気の圧力は1気圧とか言って気圧単位で表現したものですが、最近はパスカル単位で表すようになり不便を感じているのです。

そこで、また岩波の理化学辞典のお世話になりました。
それによると 10 パスカル ≒ 1気圧 と言うことがわかりました。

すると  340キロパスカル = 340,000 パスカル ですから 
340キロパスカルはおおよそ 3.4気圧と言うことになります。

1気圧は 約 1キログラム/1平方センチメートル ですから 3.4気圧は 
約 3.4キログラム/1平方センチメートルと言うことになります。
しかし、そんなこと言われてもまだぴんと来ませんね。そんな圧力の場所に行ったことないのですから。

私は泳ぎはあまり得意ではありません。まして潜水などはとんでもないのです。
でも3.4気圧の水圧のところまで潜るとしたら何メートル潜ったらよいでしょうか。
大体10メートル潜ると1気圧の水圧になるそうですから24メートル潜ると水圧だけで2.4気圧、それに水面の上部にある空気の圧力1気圧を足して3.4気圧になるはずです。
実際には深く潜るほど水の密度は大きくなりますから、この値は誠に大ざっぱなものです。

素潜りでは5メートルは潜れるそうで、20~30メートルとなるとかなりの熟練と素質が必要とのことです。
アクアラングだったらもっと自由に潜れるはずです。

少し脱線してしまいました。問題は、この格納容器が何気圧まで耐えられるのかを心配すればよいのでしたね。
ここの圧が高くなったら弁を開けると言っていたところを見るとやはりあまり高圧には耐えられない構造になっているのでしょうね。

この記事へのコメント

ぶん
2011年03月27日 16:13
こんにちは(*^_^*)
う~むむむ、危険なことがまだあるのですね…
はやく、なんとか、改善してもらいたいですね…
お水を買って飲んだことがなかったのですが、
やっと手に入り(*T。T*)。、飲んでみると、なんとおいしいこと!(*^0^*)
水道水、飲んでも成人ならば大丈夫と言われていますが。
水性のミドリガメを飼っているのですが、飼育する際のお水は大丈夫でしょうか?活性炭で少しは吸着などできるでしょうか?心配で仕方がないのです。
kobagさま、お知恵をおかし頂けませんか?よろしくお願いいたします。m(__)m
2011年03月28日 10:20
コメント有難うございます。ヨウ素化合物が溶けているらしいですね。
と言うと、ヨウ素イオンの形で溶けていますから活性炭では期待できませんね。
ちょうど塩水を活性炭で真水にすることが出来ないのと同じです。幸い放射性ヨウ素だそうですから(ヨウ素の半減期は8日)しばらく放置した水を使用するのがもっとも手っ取り早いです。次回は「放射性ヨウ素はどのくらい放置しておいたら良いのか」を取り上げてみたいです。

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