関宿の不思議

前回関宿に行った話を書いたところ、関宿の秋色に付いてのおたずねのコメントを頂いたのでもう少し関宿についての説明をしましょう。
今年の5月に関宿に行ったときに、バスの運転手さんから突然話しかけられたことを思い出しました。
「私は浅草生まれの浅草育ちですから例外ですが、ほかの運転手の話はちっとも聞き取れなかったでしょう」と話しかけられたのです。
実は、その時点ではほかの運転手とは話をしていなかったので、そのときは何のことかさっぱり分からなかったのです。
その後、バスの停留所でおばあさんに道を聞いたときに、少し違和感を感じた程度で、あまり気にしてはいませんでした。今回またまた関宿を訪れて何人かの運転手さんや通行人に道を尋ねる機会があったのですが、そこでやっと初めの運転手さんの言うことの意味が分かってきたのです。
この違和感はどうやら関宿の地理的特殊性に原因があるのではないかと思い始めました。
この時代ですから如何に関宿が2本の河に囲まれているとはいえ、埼玉県側とは「関宿橋」、茨城県側とは「境大橋」で国道26号線でつながりトラックがひっきりなしに通っていますが、どうやら、トラックというものは騒音とほこりをまき散らすだけの物で、言語を初めその他の文化はほとんど落として行かないものらしいと思いました。
コメントにも書きましたように、関宿には言語面での不思議な雰囲気を感じるのです。
関宿と言うところは初めていったところなのですが、突然ここで関宿に行ったのは訳があるのです。
実は私の母が生前に、ことあるごとに「関宿の思い出」を口に出していたのです。
母がまだ少女だった頃の一夏、夏休みを利用して親戚の別荘?で兄弟達と過ごしたことがあり、そのときの楽しかったことが忘れられなかったらしく、何度も私たちに語ってくれたらしいのですが、なぜ楽しかったのかが今回初めて分かった気がします。関宿のこの不思議さがきっと楽しかったのだと。

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この記事へのコメント

ぶん
2009年11月02日 21:25
こんばんは(*^_^*)
関宿には行った事がなかったので、どんな感じなのか分かりませんでした!
なるほど、昔ながらの文化や言葉がしっかりと根付いている土地柄なのですね…趣がありそうですね。大学で言語学を少し学びましたが、日本にも実は沢山の方言が存在する事を知り、すごいな!と感心いたしました。消滅してしまう方言もあるなか、きっと、大切に受け継がれている所なのですね。
お母様の素敵な思い出の場所だったのですね!(*^_^*)とても素敵なお話をどうもありがとうございましたm(__)m
2009年11月03日 08:30
コメント有難うございます。数年前、八丈島に行ったことがありました。そこではレンタカーを使って観光しましたが、途中で道に迷ってしまいそこの住民に道を尋ねたことがありましたが、そこで関宿の時と同じ思いをしたことを思い出しました。関宿の人の名誉を尊重し、「文化」と表現しましたが、率直に言えば「道の教え方がとても下手」と言う点が共通点なのでした。恐らく孤島では「人に道を教える」と言う経験が皆無に近いからではないかと考えています。

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